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The Bonin Islanders Info
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Project - The Bonin Islanders

私は知りませんでした。小笠原に最初に定住したのは、5人の欧米人と20人のハワイ諸島のカナカ人だということを。(彼らを欧米系先住民という)
第二次世界大戦下、小笠原諸島は要塞地帯になり島民全員が本土疎開する。戦後、アメリカ海軍の占領下となる。その時GHQから帰島が許されたのは欧米系先住民のみだった。アメリカ海軍の占領は、約23年間1968年まで続く。その間彼らは、アメリカの教育を受けアメリカ文化の中で生活をした。
最初に島に訪れたのは2008年、返還から40年経っていたが、アメリカ占領下の影響を受けた欧米系先住民の文化は色濃く残って見えた。
彼らの一人が言った「俺たちはアメリカ人でも日本人でもない、小笠原人(Bonin Islanders)だ!」1830〜1875年の間に世界各地から、小笠原に最初に移り住んだ人々が、半ば強制的に日本に帰化させられ、戦後23年間はアメリカ海軍の占領下で生活し、また突然日本に返還。政治に翻弄され続け、自分たちとはいったい何者なんだ?自分達のアイデンティティーとは?と考え出た言葉なのだろう。
私は彼らの言った「小笠原人(Bonin Islanders)」をテーマに、彼らのアイデンティティーに迫った。

no.3,6 瀬堀ロッキ提供
no.4,5 宮内庁所蔵
no.31-36 Clinton.G. Nirdlinger 撮影 / 瀬堀ロッキ提供

The Bonin Islanders